セントジェームスクラブの歴史
1949年に誕生した「横浜迎賓館」。この建物の名前を知る人は横浜に数多くいます。日本貿易博覧会の迎賓館として国内外多くの皇族、著名人をお迎えするために建てられたゲストハウスは、横浜の戦後復興のシンボルでした。その60年の歴史と重みをセントジェームスクラブ迎賓館は、今なお受け継ぎ守り続けています。

当時の「横浜迎賓館」が開業したのは1949年(昭和24年)。現在のセントジェームスクラブ迎賓館が建つ老松町はその名も高い明治の商人、茂木惣兵衛の別荘地であり、また樹林区域は同時期の豪商だった原善三郎がやはり別荘を所有していた場所でした。戦後は米軍に接収され、それが解除される1946年(昭和21年)まではアメリカによる管理下のもとにおかれていました。
1949年(昭和24年)に横浜で盛大に開かれた「日本貿易博覧会」の会場として選ばれ、外国の来賓や皇族をお迎えするために横浜市によって建てられたのが横浜迎賓館(現セントジェームスクラブ迎賓館)です。その後博覧会会場の一部は野毛山動物園として、旧横浜迎賓館も民間人が利用できる施設として1951年(昭和26年)に民営化され、人々に親しまれるようになりました。

当時は木造建築の建造物として、東久邇宮様や高円宮様などをお迎えした横浜迎賓館も近代洋風建築や町の景観が見直され始めた昭和50年代に建て直されました。竣工記念パーティには元巨人軍監督、長嶋茂雄氏も出席し、盛大なパーティが催されました。また、多くの著名人をおもてなしした実績が認められ、今上天皇陛下(当時は皇太子殿下)が横浜に公務でおいでになられた際に、横浜迎賓館の昼食をご希望になられました。
今から60年前、博覧会という未来への希望によって建てられた旧横浜迎賓館は、60年経った今でも人々に愛され続け、そして今もなお新しい未来を目指そうとしています。
伝統に敬意を払い、お客さまへのおもてなしを何よりも大切にしたいという想いが今でも受け継がれています。
60th History

- 横浜市が横浜市西区に迎賓館を建設

日本貿易博覧会が横浜市で開かれる

- 桜木町駅周辺が整備される


- 迎賓館が民間に譲渡され「横浜迎賓館」が誕生
婚礼や宴会の施設として一般人の使用が許可される


- 近代建築様式に建て直される


- セントジェームスクラブ迎賓館として伝統を受け継ぎ全面改装
英国クラブハウスの格式と迎賓館の歴史の融合が実現する


- 創業62年を迎える